【整体】ストレートネック

  1. 首の痛みが気になることが増えた
  2. ストレートネックをどうにかしたい
  3. ストレートネックの原因を知りたい

ストレートネックの症状

ストレートネック(Straight Neck)は、首の自然な前弯(前方へのカーブ)が失われ、真っ直ぐな状態になることで以下の症状を引き起こします。

  • 首や肩のこり・痛み
    首や肩周辺の筋肉に負担がかかり、慢性的なこりや痛みを伴う。
  • 頭痛
    特に緊張型頭痛が起こりやすい。
  • めまい・吐き気
    頸部の筋緊張や血流不良が原因。
  • 腕や指のしびれ
    頸椎神経の圧迫により起こる場合がある。
  • 集中力低下
    頭部の重心バランスの乱れが全身の疲労感を引き起こす。

ストレートネックの原因

ストレートネックの主な原因は、現代の生活習慣に関連するものが多いです。

  • スマートフォンやPCの長時間使用
    長時間下を向いた姿勢が続くことで、首への負担が増加。
  • 不良姿勢
    猫背や前かがみの姿勢が原因となる。
  • 筋力低下
    頸部および肩甲骨周辺の筋肉が弱いと、首を支える力が不足。
  • 外傷や過去の怪我
    頚椎の配列に影響を与える。

なりやすい人の特徴

ストレートネックの人には以下の特徴が見られます。

  • 頭部前方偏位
    頭が肩より前に出た状態。
  • 頸部の自然なカーブ(前弯)の消失
    側面から見ると首が真っ直ぐに見える。
  • 肩の丸まり
    猫背姿勢とセットで起こることが多い。
  • 胸郭の硬さ
    背中や胸の筋肉が緊張しやすい。

ストレートネックの影響

  • 正常な頸椎
    頚椎は7つの椎骨で構成され、前方に30~40度の湾曲(前弯)を持つ。
  • ストレートネックの解剖学的変化
    この前弯が減少することで、椎間板や周囲の筋肉に負担が集中。
  • 筋肉への影響
    胸鎖乳突筋、僧帽筋上部、肩甲挙筋などが過緊張。
  • 神経への影響
    神経根が圧迫されることで、しびれや痛みが現れることがある。

具体的な処置方法

日常生活での工夫

  1. 姿勢改善
    • モニターの高さを目線と合わせ、首を前に突き出さない。
    • 背筋を伸ばし、骨盤を立てる意識を持つ。
  2. 休憩を取り入れる
    • 30分~1時間ごとに立ち上がり、首や肩を軽く動かす。
  3. 枕の高さ調整
    • 自然な頚椎のカーブを保つ低めの枕を選ぶ。

運動とストレッチ

  1. 頸部のストレッチ
    • 首を前後左右にゆっくり動かし、筋肉をほぐす。
  2. 胸郭のストレッチ
    • 胸を開く動きを取り入れ、肩や首の負担を軽減。
  3. 筋力トレーニング
    • 肩甲骨周辺や体幹を強化するエクササイズを行う。

施術を受ける

ストレートネックに関わる筋肉・関節へ負担を軽減させるために、施術を受けることは効果的です。解剖学的な状態に合わせて行うべきなので、バキバキやるような施術は避けましょう。

ストレートネックの予防方法

  • 日々の姿勢意識
    良い姿勢を保つ習慣を身につける。
  • 適度な運動習慣
    頚椎や肩甲骨周辺の柔軟性を高め、筋力を維持。
  • 正しい睡眠環境
    頚椎に負担をかけない枕を使用。

ストレートネックは、現代病とも言える問題ですが、正しいケアと予防で改善・進行の抑制が可能です。日常生活の中で首の健康を意識し、早めの対処を心がけましょう。

Rebalance&Beauty整体院では、ストレートネックに対する施術を行っています。首の状態が気になるという方は、当院へ一度ご相談ください。